hatsuhappaのブログ

不定期で更新される日記のような何か

エンジョイ実用性

みなさん、お買い物してますか?

わたしはあまり買い物が得意ではありません。自分の支払い能力を過信して散財してしまうという意味ではなく、優柔不断が過ぎて機を逃してしまうのです。買おうか迷っているうちに廃番や生産終了になってしまったり、なくてもなんとかなってしまうことに気がついて欲しいものリストから削除したり。買い逃した期間限定商品は数知れず、秋服は購入できた試しなし(迷っている間に冬になるため)。

とにかく買い物に慎重になりすぎて常に流行遅れのわたしですが、この夏、意を決して買ってよかったものがあります。サングラスです。まあこれも8月中旬に手に入れたので、シーズンを考えると遅いといえば遅いのですが。

ボストンタイプのシンプルなメタルフレームに、淡いグリーンのレンズが可愛くてお気に入りです。耳掛けの部分がクリア素材でできているのも爽やかでいい感じ。Zoffで購入しました。

以前はそもそもサングラスの必要性を感じていなかったのですが、ここ2〜3年で昼間の世界が眩しすぎることに気がつき、なんとな〜くサングラスが欲しいな〜と思うようになりました。休日は家に引きこもりがちだから期待するほど使わないかもしれないし、普段の服装にサングラスを合わせても浮いてしまうような気がするし……と二の足を踏み続けていたのですが、今年の夏は外出の機会が多かったこともあり、ついに購入に至りました。

買ってからというもの、スーパーに行くにも役所に行くにも隙あらばサングラスをかけています。地面から反射して目に飛び込んでくる光が程よく和らぎ、眩しさが軽減されて外歩きが今までよりずっと快適になりました。なんか空の色が変わって楽しいし。

眩しさを抑えるにあたって黒や茶色などの濃い色のレンズを選ぶべきかどうか迷いましたが、薄色のカラーレンズでも充分遮光効果を実感できました。今回わたしが選んだグリーン系のレンズは、カラーレンズの中で最も裸眼に近く自然な色合いを楽しめるそうです。実際、そこまで視界に違和感はありません。パルマG(レンズの色の名前)、可愛くて最高。

 

話は変わりますが、今日は仕事の都合で外出する予定がありました。

午前で済む用事だし、目的地も駅に近いしサングラスがなくてもなんとかなるかと思って家に置いてきたんですね。

家から最寄駅までの道で早くも後悔が始まりました。

世界、眩しすぎ!!!!!

日傘差してんのになんで目が痛いの!?!!?

顔合わせる直前に外せばいいだけなんだから先方に失礼かな……とか謎の遠慮してないでサングラス持って来ればよかった!!!!!

……と世界の眩しさに新鮮に驚きながらも、電車に揺られて1時間弱、無事に用事を済ませることができました。

その帰り道。家に帰るには現地最寄の地下鉄の駅から一駅先でJRに乗り換えなければなりません(行きは乗車した)。たった一駅、しかもあまり来たことのない街。眩しさにもだいぶ慣れたことですし、せっかくなので街の散策も兼ねて隣駅まで歩いてみることにしました。

JRの駅に着きました。目指していた駅とは逆方向の隣駅に。なんで?

地下鉄からJRに乗り換えさえできればよかったので、その駅から乗車しても良かったのですが、馴染みのないエリアを歩いて予想外の場所に到着したことがなんだか面白くなってしまい、もともと目指していた駅まで(-2駅分)さらに歩くことにしました。

ここでクイズです。わたしは最終的に何駅分歩いたでしょうか。

正解は5駅分です。歩いた道のりを地図で辿ると6.2kmありました。時間にして1時間ちょい。なんで???

知らない街から聞いたことある街、そして知ってる街へと標識・景色が変わっていくのが楽しくてもう一駅、もう一駅……と歩いていたら自宅に通じる路線の通る駅にたどり着いてしまったのです。頭の中の地図が立体的になっていくあの感じ。疲れを感じ始めた頃には「ここまで来たなら電車待つより歩いた方が早いんじゃない!? 交通費浮くし!!」と半ばヤケクソの妙なハイテンションになっていたというのもあります。そんなわけないのにね〜

起きたばかりの朝に比べて明るさに目が慣れたことと、背の高い建物に囲まれていて日陰が多かったことが幸いし、家を出た直後のような心の悲鳴は上げずに済みましたが、歩いている間サングラスをかけていればもっと街歩きを楽しめたんじゃないかなあと何度も思いました。日中は大抵屋内にいる上、外に出る頃には暗くなっており、普段はサングラスの恩恵をフルに受けられないので、活躍するチャンスを逃してしまってもったいなかったです。あと単純に紫外線が怖い。

盛夏も過ぎ、これから段々と日差しも穏やかになっていくのでしょうけれど、まだまだしばらくの間はサングラスをかけて家を出る、もしくは鞄に忍ばせておこうと思います。楽しいからね。